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粗大ゴミの処分・不用品回収業者の選び方|費用・手順まで解説

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建物の前に並べられたタンスや棚などの粗大ゴミ

ソファ、ベッド、タンスなどの大型ゴミは、普通のゴミ収集では出せません。 このページでは、粗大ゴミの定義から具体的な処分手順、業者選びの注意点まで解説します。

お住まいの地域の許可業者を探す

市区町村名を入力すると、許可を受けた業者の一覧ページに移動できます

粗大ゴミとは、一辺30cm以上の大型ゴミ(自治体による)

粗大ゴミとは、一般的に一辺が30cm以上(自治体によっては50cm以上)の大型のゴミを指します。 通常の可燃ゴミ・不燃ゴミの収集では回収してもらえず、 自治体への個別申し込みや許可を持つ業者への依頼が必要です。

粗大ゴミの定義やサイズ基準は市区町村によって異なります。 お住まいの自治体のホームページで確認するのが確実です。

自治体によってサイズ基準が違う

自治体粗大ゴミの基準申し込み方法
東京都世田谷区一辺30cm以上電話・Web
横浜市一番長い辺が30cm以上電話・Web・LINE
大阪市一辺の長さまたは直径が30cm以上電話・Web
名古屋市30cm角を超えるもの電話・Web
福岡市指定袋に入らない大きさ電話・Web・LINE

※ 上記は2026年3月時点の情報です。最新の基準は各自治体のホームページをご確認ください。

ソファ・ベッド・タンスなどが代表的

家電リサイクル法の対象品目に注意

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンの4品目は粗大ゴミとして出せません。 家電リサイクル法に基づき、購入店への引き渡しや指定引取場所への持ち込みが必要です。

処分は4ステップで完了する

粗大ゴミを処分するには、大きく4つのステップがあります。

  1. 1

    何を捨てるか確認する

    粗大ゴミに該当するかどうか、家電リサイクル法の対象ではないかを確認します。

  2. 2

    お住まいの自治体のルールを確認する

    サイズ基準・手数料・申込方法は市区町村ごとに異なります。自治体のホームページで確認しましょう。

  3. 3

    処分方法を選ぶ

    自治体の回収サービス、処分センターへの持ち込み、許可業者への依頼の3つから選びます。

  4. 4

    申し込み・手続きをする

    自治体回収なら電話やWebで申し込み、処理券を購入。業者なら見積もりを取り、許可番号を確認してから依頼しましょう。

処分方法は「自治体回収」「持ち込み」「許可業者」の3つ

粗大ゴミの処分方法は主に3つあります。 それぞれ費用・手間・スピードが異なるので、状況に応じて選びましょう。

1. 自治体回収:最も安い(数百円〜)が1〜2週間かかる

市区町村に申し込み、指定日に指定場所へ搬出する方法です。 手数料は数百円〜数千円程度で、最も安く処分できる方法です。

  • 事前に電話やWebで申し込みが必要
  • 粗大ゴミ処理券(シール)をコンビニ等で購入して貼付
  • 指定日に指定場所へ自分で搬出する

回収まで1〜2週間かかることが多いため、引越しなど期限がある場合は早めに申し込みましょう。

処理券を貼った家具が建物前に並べられた自治体回収の様子

2. 持ち込み:即日処分できるが車と体力が必要

自分で車に積んで持ち込む方法です。 回収を待つより早く処分でき、手数料も回収より安い場合があります。

  • 事前予約が必要な自治体が多い
  • 車への積み込みは自分で行う
  • 受付時間・曜日は自治体により異なる

重い家具や大型家電は運搬が大変です。車がない場合や運べない場合は別の方法を検討しましょう。

3. 許可業者:手間なしだが費用は高め(数千円〜)

市区町村長の許可を持つ一般廃棄物収集運搬業者に依頼する方法です。 自宅まで引き取りに来てくれるので、自分で運び出す手間がかかりません

  • 自宅から運び出してくれる
  • まとまった量の処分にも対応
  • 必ず「一般廃棄物収集運搬業許可」を持っているか確認する

費用は自治体回収より高くなりますが、量が多い場合や急ぎの場合に便利です。

安さなら自治体回収、手軽さなら許可業者

3つの方法を費用・手間・スピードで比較すると、以下のようになります。

自治体回収持ち込み許可業者
費用数百円〜数千円無料〜数百円数千円〜
手間申し込み+搬出車で運搬電話・Webで依頼
スピード1〜2週間即日可数日〜
向いている人少量で時間に余裕がある車がある・急ぎ量が多い・運べない

編集部メモ

粗大ゴミの処分で最初から業者を探す方が多いですが、まずは自治体の回収サービスを確認するのがおすすめです。 費用が数分の一で済むうえ、申し込みも電話やWebで簡単にできます。 自治体回収の日程が合わない場合や、量が多くて自力で運び出せない場合に業者を検討する、という順序が無駄な出費を防ぐコツです。

品目別の費用相場:自治体なら数百円から処分できる

粗大ゴミの処分費用は品目によって異なります。 以下は主な品目の費用相場です(自治体回収の場合)。

品目自治体回収の目安許可業者の目安
ソファ(2人掛け)800〜2,000円3,000〜6,000円
ベッド(シングル)1,000〜2,000円3,000〜5,000円
マットレス(シングル)400〜1,000円2,000〜5,000円
タンス・食器棚400〜2,000円3,000〜8,000円
テーブル・机400〜1,000円2,000〜5,000円
自転車300〜500円1,000〜3,000円
布団200〜400円1,000〜3,000円

※ 費用は自治体や業者によって異なります。正確な金額は各自治体のホームページや業者の見積もりでご確認ください。

編集部メモ

業者に依頼する場合、上の表の金額だけで済むとは限りません。階段の上げ下ろし・搬出経路が狭い・2階以上からの吊り下ろしなどで追加料金が発生するケースが多くあります。 見積もり時に「追加料金が発生する条件」を必ず確認し、書面に残してもらいましょう。

まだ使えるなら「売る・譲る」で費用ゼロにできる

状態がよく、まだ使える家具・家電であれば、 捨てる前に売却や譲渡を検討しましょう。 処分費用がかからないだけでなく、収入になる可能性もあります。

売る方法

  • リサイクルショップ— 店舗に持ち込むか、出張買取を依頼。ブランド家具や状態の良い家電は買取されやすい
  • フリマアプリ(メルカリ・ジモティーなど)— 自分で価格設定できる。大型品は「引き取り限定」にすると送料を節約できる
  • 不用品買取業者— まとめて査定してもらえる。引越し時に便利

譲る方法

  • ジモティー— 「0円」で出品して近所の人に譲れる。大型品の受け渡しに向いている
  • 自治体の再利用掲示板— 一部の自治体では、不用品の譲り合い掲示板を運営している

売れない場合は処分へ

破損や汚れがある場合は買取が難しいため、上記の処分方法をご利用ください。 状態に不安がある場合は、まず買取査定を受けてから処分を判断するのがおすすめです。

無許可業者に依頼するとトラブルになる

古い家電を無造作に積んだ軽トラック。無許可の不用品回収業者のイメージ

「何でも回収します」「無料で引き取ります」といったチラシやスピーカーで巡回する業者の多くは、 家庭ゴミの収集に必要な一般廃棄物収集運搬業の許可を持っていません。 無許可業者への依頼は、高額請求や不法投棄などのトラブルにつながるおそれがあります。

最近はWebサイトやリスティング広告で集客する業者も増えています。「東京都全域対応」「関東一円OK」など県や地方単位の広域で回収を謳っているサイトには特に注意が必要です。 一般廃棄物収集運搬業の許可は市区町村ごとに交付されるため、 広域を一括でカバーできる許可は存在しません。

許可番号・見積書・所在地の3点で見分けられる

業者に依頼する際は、以下のポイントを確認しましょう。

安心できる業者注意が必要な業者
市区町村の許可業者一覧に載っているチラシやスピーカーで「無料回収」を謳っている
一般廃棄物収集運搬業の許可番号を提示できる産業廃棄物の許可しか持っていない
対応エリアが市区町村単位で明示されている「県全域対応」「関東一円」など広域を謳っている
見積もりを書面で出してくれる料金が不明確で、積み込み後に請求される
会社の所在地・連絡先が明確連絡先が携帯番号のみ、所在地が不明

「産業廃棄物処理業」の許可だけでは家庭ゴミは扱えません。家庭から出る粗大ゴミの収集には、市区町村長が交付する「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。

編集部メモ

「東京都全域対応」「関東一円OK」と書いてあるサイトは要注意です。 一般廃棄物収集運搬業の許可は市区町村ごとに個別に交付されるため、都道府県や地方単位で一括カバーできる許可は存在しません。 業者のサイトで確認すべきは「どの市区町村の許可を持っているか」です。

よくある質問

Q.粗大ゴミの処分にいくらかかりますか?

自治体の回収サービスなら数百円〜2,000円程度が一般的です。品目やサイズによって異なります。許可業者に依頼する場合は数千円〜が目安ですが、運び出しや量に応じて変動します。

Q.粗大ゴミのサイズ基準は?

多くの自治体では「一辺が30cm以上」を粗大ゴミとしていますが、50cm以上とする自治体もあります。お住まいの自治体のホームページでご確認ください。

Q.冷蔵庫や洗濯機は粗大ゴミで出せますか?

出せません。冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは家電リサイクル法の対象です。購入店への引き渡しか、指定引取場所への持ち込みが必要です。

Q.引越しまで時間がないのですが?

自治体の回収は1〜2週間かかることが多いため、急ぎの場合は処分センターへの持ち込みか、許可業者への依頼がおすすめです。

Q.粗大ゴミを解体すれば普通ゴミで出せますか?

自治体によっては、指定サイズ以下に解体すれば可燃ゴミや不燃ゴミとして出せる場合があります。ただし素材によっては分別が必要です。お住まいの自治体のルールをご確認ください。

Q.マンション・アパートの場合はどこに出しますか?

自治体の回収を利用する場合、マンションの敷地内の指定場所や建物前の道路沿いなど、自治体の指示に従って搬出します。管理組合のルールがある場合もあるので、事前に確認しましょう。

この記事の監修

ゴミの捨て方ガイド.jp 編集部

廃棄物処理業界での実務経験15年以上のスタッフが在籍。一般廃棄物・産業廃棄物の法令や自治体ごとのルールに精通し、正確でわかりやすい情報提供を心がけています。

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